風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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賭ける

 2021年2月の人気記事を振り返る。人気記事は、ブログのマイページより、アクセス解析の人気記事で簡単に調べられる。

 同1月の人気記事の振り返りは、1月31日の記事にアップした。


 2月の第3位は、16日の記事、結社歌誌「覇王樹」2月号を読む、である。

 所属する結社歌誌に賭ける強い思いが、表れたのだろうか。

 第2位は4日の記事、ヒポクラテスを読む(1)である。コロナ禍の時代であり、僕も大動脈周囲炎や膵臓腫瘤という、病気を抱えている、時節が合ったのだろうか。
 同(2)、同(3)と続いているが、初回に及ばない。


 第1位は17日の記事、入手した4冊を紹介する(12)である。

 記事入力欄のAmazonを初めて利用し、4冊の表紙写真をAmazonの販売ページとのリンクにした所が新しかったのだろうか。
 収入はなくても、これからもAmazonの販売ページとリンクさせたい。
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写真ACより、「ドリンク」のイラスト1枚。




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 思潮社の現代詩文庫78「辻征夫詩集」より、「隅田川まで」を読む。
 初めの「学校の思い出」「今は吟遊詩人」の感想は、先の12月29日の記事にアップした。
 

 「隅田川まで」の原著は、1977年、思潮社・刊。 
 彼の抒情詩には異質さがある。現実的論理を離れて、異世界の深くへ届く。
 想像というより、空想の軽さがある。詩情を脅かす現実が深みを与える。
 しかし異世界への参入の仕方は「アルコールの雨」、宿酔の力ではないだろうか。萩原朔太郎が「独自で日本のシュールリアリズムを創り上げた」と言われても、僕はアルコール依存の幻覚ではないかと疑っている。
 戦後詩の田村隆一は酒好きな詩人だったが、彼は深く病んでいた。

 「魚・爆弾・その他のプラン」の第2章より引いてみる。「夕陽を小型の爆弾となす/呪文を発見し 任意の/場所に落としてみる…」。
 辻征夫の詩は、賭ける深さに抜きん出ていたのだろう。しかし、生命と生活を保障した世界へ移ったのだろう。現代詩文庫には、「続 同」「続々 同」がある。
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写真ACより、「ウィンターアイコン」の1枚。




 



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