風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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連絡

 わが家で使っている固定電話機を紹介する。
 今年1月21日の記事にアップした通りである。

 1月12日に23日ぶりに退院すると、家のネットが繋がらない。それまでに兄嫁、自治会班の班長さんが、電話が繋がらないと訪問があったそうだ。受話器のコードが剥き出しでもあり、電話機の故障のせいかと、13日に妻と一緒に電器量販店へ行き、小型の固定電話機を買った(結局、ネットの不通は、電話線の内部断線のせいで、NTT下請け会社に直して貰った)。
電話機
 シャープのJDーV38ECL(子機1台タイプ)である。キッチンの前の廊下に置いてあり、子機は僕の寝室にある。ファクスなしなので、小型タイプである。機能が複雑で、使いきれない。
 固定電話機に掛かって来るのは、たいてい販売勧誘であり、最近は固定電話機を置かない(スマホで済ませる)家庭も多いと聞く。しかしわが家は田舎で、自治会の班の連絡(通夜葬儀など)が、固定電話に掛かってくる。それゆえ、置かずにいられない。近所からの電話も稀にある。




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 谷崎精二・個人全訳「ポオ全集」(春秋社)第3巻(1978年・5刷)より、長編小説「ゴオドン・ピムの物語」の1回めの紹介をする。
 先行する短編小説「軽気球虚報」の感想は、10月24日の記事にアップした。



 「ゴオドン・ピムの物語」は、この全集で133ページ~332ページ、200ページの長編小説である。今回は173ページまで、第3章までを読んだ。
 学校で親しくなったオウガスタス(彼は船長の父と、捕鯨航海をしたことがある)と、持ち船の帆船アリエル号で、大酒のあとピムは船出し、嵐に遭って捕鯨船にようやく助けられる。
 オウガスタスの父バアナアドが、捕鯨航海に帆船グラムパス号で出港する時、ピムはオウガスタスと相談して、内緒で乗り込む。船倉に一人で潜むが、オウガスタスとの連絡が取れなくなり、灯りも点せず苦しむ。数日のち、オウガスタスはやって来て、水と食料を呉れる。オウガスタスがなぜ長く訪問できなかったかを話し出す所で、第3章の仕舞いとなる。
 ポオは想像力の限りを尽くして描いている。僕はこの冒険小説に付いて行けるだろう。

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写真ACより、「秋の人物コレクション」のイラスト1枚。


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