風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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開胸手術

 今日2回めの記事更新です。
 昨日に続き、10編のソネットより(4)をアップします。

   
スピーカーセット
     新サスケ

病院で大動脈瘤がみつかり
太過ぎるので開胸手術と言われる
はじめての経験なので 怖い
一度は拒否すると妻に言った

妻と取り引きをした
僕が手術を受ける代償に
ほしかったJBLの3ウェイの
スピーカーセットを買うことになる

Amazonより注文の翌日に届く
低音も高音も良い
ふと思いついて 妻に

「六万七千円て、おめの月給でねえけ?」
「そうよ なに?」と無邪気な返事
「スマン」と僕は心より詫びた


 その後の顛末は、4月4日のブログ記事をご覧ください。


ステレオ・スピーカー




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 4月6日の記事「手術日・決定!」で報せた通り、K病院のL医師の診察で、4月20日の入院、4月23日の大動脈瘤の開胸手術が決まった。

 翌4月6日には、S病院内科のN医師とQ医師の診察を受けた。妻も早朝の診察を受ける。
 午前6時半に妻に起こされ、45分に起床した。洗顔、着替えを手早く済ませ、7時10分に妻の運転する車で出発。7時20分頃、着。再診受付の自動機(4台?)が動き出す7時40分を待って、多くの患者が着席、あるいは立ったままで待っている。
 僕は7時42分に受け付けられた。採血室へ行き、〇〇番のカードを自動機より受け取り、8時よりの採血を待つ。やがて番号を呼ばれ、4本を採血される。血液検査結果が出るまで約1時間かかるということで、主治医のN医師ではなく、Q医師に先に診てもらうよう言われる。Q医師に、空き時間で測った血圧の記録を出す。新・血圧計まで買って、1ヶ月間の朝夜に測って記録した、1覧表を見せることを忘れた。
 大動脈瘤の開胸手術が危なくないか問うと、危険性はある、ご家族と相談の上で、ということだった。妻は手術に賛成である。
 次いで主治医のN医師の診察を受ける。血液検査の結果、大動脈周囲炎の症状は、良くなっている、とのことだった。手術の危険性を訊くと、大丈夫と思います、とのことだった。K病院の退院まで、8週間分の薬を処方してもらう。
 院外薬局へ行き、僕の場合は時間がかかるので、処方箋を提出して、のちほど妻が受け取りに来ることにする。兄へ電話しておき、伺って入院の保証人になってもらい、緊急連絡先にも記入してもらった。帰宅して僕を降ろした妻は薬局へ行き、僕は昼食を摂り服薬した。
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写真ACより、「ガーデニング」のイラスト1枚。


 
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 3月26日の記事の通り、4月5日(第1月曜日)9時半頃、K病院のL医師の再診を受けた。


 待合室で妻と、1時間以上、待ったあとL医師の診察となる。L医師のパソコンの画像が、くっきりカラー3Dの大動脈瘤の図で、3月25日のCT検査の結果画像だと、僕も妻も信じたが、(L医師は何も言わなかったので)あるいはフェイクかも知れない。
 カテーテル検査入院を、4月20日~22日の三日間でお願いした。L医師は焦れたか、4月10日(第2土曜日)に再度CT検査と診察を行い、支障がなければ(カテーテル検査なしで)、4月20日の入院、4月23日(第4金曜日)の手術を勧めた。僕は4月6日(第1火曜日)にS病院のN医師、Q医師の診察を受けるので、大動脈周囲炎、自己免疫疾患、年齢のことで手術が大丈夫か訊くつもりである。L医師もCT検査の結果では治療方針が変わるとのことで、L医師の提案を受け入れた。
 僕は3歳での腸ヘルニア、50歳ころの蓄膿症(片方、全身麻酔)の経験しかないので、4月23日の開胸手術は怖い。自覚症状がないので、このまま表面的には元気で突っ走り、ある日倒れるのもあり、と思う。倒れて命を繋いだ場合、妻は看護が困ると言い、僕もそれから後悔するのも嫌なので、大手術を受け入れた。入院は、3週間~4週間の予定とのことである。
 診療費は、なぜか260円だった。
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写真ACより、「ガーデニング」のイラスト1枚。



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