風の庫

読んだ本、買った本、トピックスを紹介します。純文学系読書・中心です。

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3ウェイ

 今日2回めの記事更新です。
 昨日に続き、10編のソネットより(4)をアップします。

   
スピーカーセット
     新サスケ

病院で大動脈瘤がみつかり
太過ぎるので開胸手術と言われる
はじめての経験なので 怖い
一度は拒否すると妻に言った

妻と取り引きをした
僕が手術を受ける代償に
ほしかったJBLの3ウェイの
スピーカーセットを買うことになる

Amazonより注文の翌日に届く
低音も高音も良い
ふと思いついて 妻に

「六万七千円て、おめの月給でねえけ?」
「そうよ なに?」と無邪気な返事
「スマン」と僕は心より詫びた


 その後の顛末は、4月4日のブログ記事をご覧ください。


ステレオ・スピーカー




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 今日2回めの記事更新です。
 先の4月8日の記事で紹介した通り、セパレート・ステレオ・セットのスピーカーを、JBLの4312MⅡBKペアに替えた。


 大動脈瘤の手術を受ける代わりに、妻に代金を出して貰った。結局、手術は受けず、詐欺みたいで、妻の心証を悪くしたようだ。
 とにかく、3ウェイのスピーカーが欲しかったのだ。
  
 これまでのスピーカーは、ONKYOのD-412EXペアだった。2ウェイである。値段は、新しいスピーカーと同じくらいだった。前のブログ「サスケの本棚」の、2012年12月18日の記事に、設置前がアップされている。

 写真が暗いが、手前の2つがスピーカーである。9年近く、聴いて来た。

 今回、古スピーカーを売る事にした。アンプには、スピーカーを2セット繋げられるようになっているが、場所はなく、音は新スピーカーの方が良い事がわかったから、残して置く意義を感じなかった。
 お別れの前に、玄関を上がった所で、写真を撮った。
古スピーカー
 向かって右側のスピーカーは、前面カバーを外してある。

 ハードオフ某店へ、妻の車と運転で向かう。数年ぶりに訪れて、借りた台車に2つを立てて持ち込む。パンデミックのせいか、客は少なかった。店内の古スピーカーを眺めて、2、3千円くらいの引き取り値段かと思った。
 店内放送で呼ばれてカウンターへ行くと、2万円を提示された。内心、大喜びで現金を受け取った。電子版歌集の出費があるので、妻には申し訳ないがサービスしなかった。



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 大動脈瘤の開胸手術を僕が嫌がった頃、妻と取り引きをした。前から欲しかった、JBLのステレオスピーカーを買ってくれるなら、喜んで手術を受けると申し出た。ねだるのは、僕が幼いのだろうか。
 4月5日の、K病院のL医師の再診で、4月23日の手術が決まった。さっそくAmazonより、JBLの4312MⅡ Black、67,194円也を注文した。

 翌日4月6日に届き、さっそく開梱して設置した。

ステレオ・スピーカーJBLマーク
 左の写真は、2台セット、右側のスピーカーは前面カバーを外してある。右の写真は、側面のJBLのマーク。
 新品の3ウェイスピーカーのセットで、Amazon上では1番安い。大きさを調べると、高さ30㎝で、これまでの2ウェイスピーカーよりも小さい。コンパクト設計である。
 セパレート・ステレオセット(チューナー、CDデッキ、アンプ、スピーカー)は、応接間(12畳)に置いてある。60ワット×5燭のシャンデリアが下がっているけれど、部屋の4面の3面は本棚が塞ぎ、残る1面も半分は食器棚(妻の嫁入り道具)が塞ぎ、外光が入らない。それで写真を撮れない。フラッシュを焚くと、変に光る。写真は、内玄関より上がった所で、玄関を開け外光を入れて撮った。
 ステレオでベンチャーズのCDを聴くと、高音・低音を含め、とても音が良い。外国製のオーディオ機器には、廉価で高性能の品があるが、経験上、耐久性に乏しいようだ。
 ふと思いついて、洗濯物を取り込む妻(月10日のアルバイトをしている)に、「6万7千円て、〇子の1ヶ月分の給料でねえけ?」と訊くと、「そうよ。なに?」と無邪気に応えるので、僕は「スマン」と心から詫びた。




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